グラフィカルインストールは、 800x600 以上の解像度が必要です。
extlinux
のキーワードを使用するか、もしくは kickstart のbootloader のコマンドのオプションに "--extlinux" を使用する必要があります。この機能はグラフィカルインストーラーやテキストモードのインターフェースの中には出現しません。
Syslinux は、ほとんどのエンドユーザーには grub と比べるとお勧めできません!
fcoe
や iscsi
、multipath
)のサポートが提供されています。また、テキストモードのインストーラーの改善も加わっています。
大きな変更があったときは、レスキューとリビルド
dracut --regenerate-all --force
コマンドを使って initramfs を再作成して、古いものと置き換えて下さい。
レスキュー
ブートのエントリーで起動しdracut --regenerate-all
を実行し、initramfs をリビルドする必要があります。お使いの Fedora の環境の initramfs をハードウェア非依存にしたい場合は、dracut-nohostonly の RPM パッケージをインストールします。また、(仮想マシン上の環境など) レスキューイメージをまったく作りたくない場合、dracut-norescue の RPM パッケージをインストールします。
/tmp
のように誰にでも書き込み可能なディレクトリーで最も顕著です。この欠陥を悪用する一般的な方法は、あるリンクをたどるときに、権限の境界を超えるようにすることです。例えば、ルートプロセスが他のユーザーに属するリンクをたどるなどです。Fedora 19 では、リンクをたどることができるのは、スティッキーな誰でも書き込み可能なディレクトリーの中にいない時、リンクの uid とたどる人が同じ場合、そしてディレクトリーの所有者がリンクの所有者と同じ場合に限ります。以前のリリースでは、これは SELinux
ポリシーで強制されましたが、このリリースでは、 /usr/lib/sysctl.d/00-system.conf
の sysctl
設定で有効にされ、追加の保護が得られます。
fs.protected_hardlinks = 1 fs.protected_symlinks = 1
kickstart
またはコマンドラインを使用することにより、クライアントが認証のために FreeIPA ドメインを使用するよう、簡単に設定できるようになりました:
realm join myipadomain.com
Global Catalog
サービスを実装しました。これは、Active Directory ドメイン管理者が FreeIPA users.
pacemaker_remote
サービスを使用することにより、非クラスターノードにあるリソースをリモートから管理する機能をサポートしました。この機能により、ゲストノードがクラスタースタックを実行する必要なく、pacemaker が仮想化ゲストおよびゲスト内で稼働するリソースを、すべてホストクラスターノードから管理できるようになります。
qcow2
ファイルに対してスナップショットが取得できます。詳しくはhttps://blueprints.launchpad.net/nova/+spec/snapshots-for-everyoneを参照してください。
compute cells
がより大きなスケーラビリティをサポートするために統合されました。https://blueprints.launchpad.net/nova/+spec/nova-compute-cells を参照してください。
V3
API がサポートされました。詳細がhttps://blueprints.launchpad.net/keystone/+spec/implement-v3-core-apiにあります。
LDAP
バックエンドが導入されました。詳しくは https://blueprints.launchpad.net/keystone/+spec/ad-ldap-identity-backend にあります。
/etc/systemd/system/foo
.service.d/bar
.conf
で探します。これにより、サイト固有の変更をより簡単に、まとめ、展開することができます。
systemd-analyze
は、 GraphViz dot
ツールを使って、ブートプロセスのグラフを生成できるようになりました。GraphViz をインストールするには yum install graphviz
を、完全なブートプロセスの表示をするには、 systemd-analyze dot | dot -Tsvg > systemd.svg
を実行します。オプショナルな引数 --order
, --require
, --from-pattern=
, そして --to-pattern=
を使えば、より詳細なプロットが生成できます。
man 1 systemd-analyze
を参照ください。
systemd
に、ソケットユニットを扱うツールが加わりました。
systemctl list-sockets は、 systemd がリッスンしているソケット、それが属するソケットユニット、そしてそれが活性化するユニットを表示します。 |
systemd-activate は、ソケットの活性化をテストします。 |
journalctl
の使い方の変更点は:
journalctl -r は、最新のエントリーを最初に表示します。 |
journalctl -e は、リストの終端までスキップします。 |
journalctl --user-unit=" によって、ユーザーユニットによるフィルターができます。 |
systemd python API に、ジャーナルを読むための新しいモジュールが加わりました。 |
journalctl
は現在/var/log/journal
にジャーナルログデータを格納します。以前のリリースでは、ジャーナルデータは /var/run/journal
に格納されていましたが、Fedora 19 からは揮発性であり、再起動時にクリアされます。この変更によりジャーナルデータは再起動後も持続されます。
/etc/yum.conf
に、deltarpm=0
を書いてください。詳しくは、 man yum.conf
を参照ください。
/etc/yum/pluginconf.d/fs-snapshot.conf
で有効になります。
有効にするには、[lvm] セクションに、enabled=1 を指定してください。 |
yum トランザクションの後でスナップショットを作成するには、[main] セクションに、create_snapshots_in_post=1 を指定してください。 |