注釈
この実行ファイルは実験的な機能です。
バージョン 4.0.9 で追加.
grndb はGroongaのデータベースを管理します。
機能は次の通りです。
データベースが壊れているかどうかをチェックする。
壊れたデータベースが復旧可能なら自動でデータベースを復旧する。
grndb にはコマンドとデータベースのパスを渡します。:
grndb COMMAND [OPTIONS] DATABASE_PATH
利用可能なコマンドは以下の通りです。
check - データベースが壊れているかどうかをチェックします。
recover - データベースを復旧します。
以下は /var/lib/groonga/db/db にあるデータベースをチェックする例です:
$ grndb check /var/lib/groonga/db/db
以下は /var/lib/groonga/db/db にあるデータベースを復旧する例です:
$ grndb recover /var/lib/groonga/db/db
このセクションでは利用可能なコマンドについて説明します。
既存のGroongaデータベースをチェックします。もし、データベースが壊れていたら grndb は詳細を報告し、 0 以外の終了ステータスで終了します。
注釈
このコマンドを他のプロセスが開いているデータベースに対しては使ってはいけません。もし、データベースが他のプロセスから開かれていると、このコマンドは間違った結果を報告する可能性があります。
既存の壊れたGroongaデータベースを復旧します。
もしデータベースが壊れていなかったら、 grndb は何もせず終了ステータス 0 で終了します。
もしデータベースが壊れていて、壊れているのがインデックスカラムだけなら、 grndb は壊れているインデックスカラムを復旧して終了ステータス 0 で終了します。インデックス対象のデータが大きい場合は復旧に長時間かかることもあります。
もしデータベースが壊れていて、壊れているのがテーブルまたはデータカラムの場合は、 grndb は壊れている原因を報告して 0 以外の終了ステータスで終了します。データベースを復旧可能かどうかは check コマンドで確認できます。
注釈
このコマンドを他のプロセスが開いているデータベースに対しては使ってはいけません。もし、データベースが他のプロセスから開かれていると、このコマンドはデータベースを壊してしまう可能性があります。