おちゅ〜しゃは2chへのアクセスを普通のWebブラウザよりも少しだけ楽にするようなツールです。GTK+などを使っています。Linux板の「おいお前ら! GTK+使ってLinux版かちゅーしゃ作れや」スレ(現在DAT落ち)で当初盛り上がっていた(?)、x2chやg2chの開発がどうやら止ってしまったので自分で作り始めました。
おちゅ〜しゃという名前はかちゅ〜しゃに似た言葉として考えたものですが、私は日頃Windowsを使ってないので、もちろん、本物のかちゅ〜しゃを使ったことがありません。全く似ていないと思うので、混乱したらスマン。
おちゅ〜しゃに関する最新の動向はhttp://ochusha.sourceforge.jp/やhttp://sourceforge.jp/projects/ochusha/などで確認できます。
ご意見ご要望などは、Linux板の「おいお前ら! おちゅ〜しゃはどうですか? Ver.5」スレでも承っております。というか遠慮せずに書け。対応したくなかったらスルーするけどね。
この文書の残りは以下のように構成されています。
おちゅ〜しゃでは、基本的にいわゆる二項目のBSDライセンスを採用しています(詳細はCOPYINGファイルを参照してください)。ただし、tarballには別のライセンスにカバーされる部分が含まれています。具体的には、intlとlibochushagtk_lgplという二つのサブディレクトリに含まれる配布物がLGPLにカバーされています(ライセンス文書はそれぞれのディレクトリに含まれているCOPYINGをご参照下さい)。もしあなたがおちゅ〜しゃを元にした別のソフトウェアをFree Software(自由なソフトウェア)ではないものとして配布する場合、LGPL部分の取り扱いにご注意下さい。
おちゅ〜しゃは正規表現ライブラリとして鬼車を用いています。
おちゅ〜しゃが使っているライブラリ類が揃っていて、pthreadの使えるUNIX-likeなシステムなら環境を選ばないことを目標にしていますが、Fedora 10上で開発していて、たまにFreeBSD 8.0-CURRENTやDebian GNU/Linux(sid)上でビルドしてみたりする以外のことはしていないので、ビルドできなかったり動かなかったりする環境もあるかも知れません。
Solarisの場合、Makefileなどを多少いじる必要があるようです。スマン。
あなたが入手したおちゅ〜しゃが実行形式のバイナリパッケージでない場合にはコンパイルとインストールから始める必要があります。その方法についてはINSTALL.jaなどを参照下さい。バイナリパッケージのインストール方法に関してはシステム毎に異なるのでここでは省略します。
ochusha
というコマンドを実行するだけです。インストールの結果、デスクトップ環境のメニューから「アプリケーション/インターネット/おちゅ〜しゃ」を選択できるようになっているかもしれません。
ochusha
コマンドにURLのリストを与えると、起動時にそのURLがタブで開かれます。
バージョン0.6以降のおちゅ〜しゃは、同じユーザが同じホストで複数のおちゅ〜しゃのプロセスを同時に実行することは(普通には)出来ません。ochusha
コマンドの実行時に、同じホストで同じユーザが実行中のおちゅ〜しゃプロセスがあった場合、ochusha
コマンドに与えたURLのリストは実行中のプロセスにより開かれます。
板一覧から読みたい板をマウスでクリックするとその板に対応するスレ一覧が表示されます。スレ一覧において読みたいスレをマウスでクリックするとそのスレが表示されます。
板やスレを中ボタンで選択するとタブで開きます。タブのブックマーク部分で中ボタンを押すとそのページが閉じます。スレ表示のリンクも大体同様で、リンク先が2chかまちBBSの板(か、おちゅ〜しゃで読めるように設定された掲示板)の場合、左ボタンでは現在のタブで開き中ボタンでは別のタブで開きます。それ以外の場合は外部のウェブブラウザで開きます。
基本操作はこれだけです。
掲示板へのアクセスのために便利な機能も用意されています。
メニュー構成などの詳細は別ページで解説しています。
$Date: 2008/12/22 17:37:27 $